書籍の内容を音声で聴ける「オーディオブック」が近年注目を集めています。
とくに人気オーディオブックサービス「audiobook.jp」と「audible」は、爆発的な勢いで会員数が増加していますね。
CMやネットの広告を見て興味を持っている人も多いのではないでしょうか。
一方で、
「オーディオブックって本当に便利なのかな？自分に向いてる？」
「audiobook.jpとaudible、どっちを選べばいいの？」
という疑問を抱いている人も多いはずです。
そこでこのページでは、
・オーディオブックの概要とおすすめポイント
・「audiobook.jp」と「audible」の魅力や違い
について解説していきます。
オーディオブックに興味がある人は、ぜひ参考にしてみてください。
オーディオブックとは？
オーディオブックとは、書籍の内容を音声で聴けるサービスのことです。
通称「聴く読書」と呼ばれていて、音声の再生にはスマホやタブレットを使います。
ナレーターや声優が文章を読み上げてくれるので、文字に目を通さずとも読書を楽しめるのが魅力です。
文字を読むのが面倒なときはもちろん、本が開けないシチュエーションでも活躍してくれます。
オーディオブックはこんな人におすすめ
文字に目を通さずとも本が楽しめるオーディオブックは、以下のような人におすすめです。
文字を読むのが面倒な人
「本を読みたいとは思うけど、活字を目で追うのが面倒」という人に、オーディオブックはぴったりです。
オーディオブックは耳から情報を取得するので、文字を読む負担が一切ありません。
また音声であれば長時間聴いていても疲れないので、本の途中で挫折してしまう心配もありませんね。
文字を読むのが面倒な人でも、オーディオブックであれば本を楽しむことができます。
本を持ち歩くのが面倒な人
電子書籍とも共通のメリットですが、オーディオブックは本を持ち歩く必要がありません。
スマホやタブレットから音声を再生するため、本を持ち歩かずとも読書が楽しめます。
実際本は重たいし、カバンの中でかさばるので、常に携帯したいものではありませんよね。
読書が好きだけど、本を持ち歩くのは面倒という人にもオーディオブックはおすすめです。
作業時間や移動時間を有効活用したい人
オーディオブックであれば、作業中や移動中も読書が楽しめます。
手を使う必要がないので、読書をするシチュエーションを選びません。
例えば料理や掃除中に読書を楽しむなんてこともできますね。
また、手が動かせないほどの満員電車や、車を運転しているときにも活躍してくれます。
作業時間や移動時間を有効活用したい人は、オーディオブックで読書をしてみましょう。
ランニングやウォーキングが趣味な人
オーディオブックならランニングやウォーキングをしながらでも読書ができます。
イヤホンから音声を流せば、体を動かしながらの読書も問題なし。
特に長時間のランニングやウォーキングをする人は、オーディオブックが重宝しますね。
オーディオブックがあれば、ランニングやウォーキングが更に楽しくなります。
おすすめのオーディオブック1.audiobook.jp
出典：audiobook.jp
audiobook.jpはオトバンクが提供するオーディオブックサービスです。
サービスが開始したのは2007年で、現在の作品本数は2万本以上。
書籍だけでなく、文芸や落語、講演会といったジャンルまでカバーしているのが特徴です。
audiobook.jpの料金
audiobook.jpには3種類の料金プランがあります。
| プラン名 | 月額料金（税込み） |
| 無料会員プラン | 0円 |
| 有料会員プラン | 330円〜 |
| 聴き放題プラン | 750円 |
それぞれの料金プランについて解説していきます。
audiobook.jpの無料会員プラン
無料会員プランの場合は、自分の読みたい本を単品で購入します。もちろん本を購入しなければ料金は発生しません。
「毎月どれくらい本を読むか分からない」という人におすすめのプランです。
audiobook.jpの有料会員プラン
有料会員プランの場合は毎月一定のポイントが付与され、そのポイントを使って本を購入します。
有料会員プランの月額料金は以下です。
| 月額料金（税込み） | 付与ポイント |
| 330円 | 355ポイント |
| 550円 | 610ポイント |
| 1,100円 | 1,220ポイント |
| 2,200円 | 2,450ポイント |
| 5,500円 | 6,500ポイント |
| 11,000円 | 13,450ポイント |
| 22,000円 | 28,000ポイント |
| 33,000円 | 42,000ポイント |
付与されたポイントは1ポイント＝1円で本の購入に使えます。
つまり無料会員プランで本を単品購入するよりも、有料会員プランで付与されたポイントで本を購入した方がお得ということ。
定期的に本を購入する予定がある人には、有料会員プランがおすすめです。
audiobook.jpの聴き放題プラン
聴き放題プランは月750円で対象の本が聴き放題になるプランです。
どれだけ利用しても月額料金は一定ですが、聴ける本の種類には限りがあります。
なお聴き放題プランは30日間の無料体験が可能です。オーディオブックをこれまで使ったことがない人は、audiobook.jpの無料体験から始めてみるのもいいですね。
audiobook.jpのおすすめポイント
audiobook.jpのおすすめポイントは以下です。
ポイント1.聴き放題プランで本が聴き漁れる
audiobook.jpは聴き放題プランを提供する唯一のオーディオブックサービスです。
聴き放題プランは月額料金一定なので、たくさん本を聴き漁っても請求が高額になることはありません。
聴き放題プランで聴ける本には限りがあるものの、対象タイトルは定期的に入れ替わります。とにかくたくさんの本を聴きたいという人には、audiobook.jpの聴き放題プランがぴったりですね。
ポイント2.料金プランが柔軟
聴き放題プランに加えて、audiobook.jpには8段階の有料会員プランがあります。
自分の利用頻度に合わせてプランを選べるので、無駄がありません。
料金面に関する幅広いニーズに対応できるのも、audiobook.jpならではの魅力です。
ポイント3.無料体験ができる
audiobook.jpの聴き放題プランに関しては、30日間の無料体験ができます。
無料体験を通して「やっぱり自分には合わない」と思った際は、期間中に解約すれば料金は発生しません。
初めてオーディオブックを利用する人や加入を迷っている人は、まずは無料体験をしてみましょう。
audiobook.jpの無料体験に登録する方法
①リンクから、登録ページにアクセスする。
②「無料トライアルを開始」を選択する。
③名前、メールアドレス、パスワードを入力する。
④会員登録完了後のページで「無料トライアルを開始」を選択する。
⑤支払い方法を選択する。
⑥audiobook.jpのアプリをダウンロードし、③で登録した情報でログインすると、30日間の無料体験が利用できます。
・iOS版のダウンロードはこちらから
・android版のダウンロードはこちらから
おすすめのオーディオブック2.audible(オーディブル)
出典：audible
audible(オーディブル)はAmazonが提供するオーディオブックサービスです。もともとはアメリカ発のサービスでしたが、2015年から日本でもサービスが開始されました。ジャンルとしては日本の書籍だけでなく、洋書も含んでいます。
なおaudibleの利用には、Amazonのアカウントが必要です。
audible(オーディブル)の料金
audibleには無料会員プランと会員特典プランの2種類があります。
会員特典プランの月額は1,500円（税込）です。
audibleの無料会員プラン
無料会員プランの場合は、自分の読みたい本を単品で購入します。
この点はaudiobook.jpと共通ですね。
定期的に本を購入する予定がない人は、無料会員になって都度購入するのがおすすめです。
audibleの会員特典プラン
月額1,500円の会員特典プランにおいては、毎月1コインが付与されます。
この1コインで、好きな本を1冊購入できます。なおコインを利用しなかった場合は、翌月に繰り越し可能です。
またコインを使い切った後でも、全ての本が30%OFFで購入できます。定期的に本を購入する人は、会員特典プランに加入した方がお得ですね。
なおaudibleにも30日間の無料体験期間があります。始めてオーディオブックを使う人は、まずは無料体験を試してみましょう。
audible(オーディブル)のおすすめポイント
audibleのおすすめポイントは以下です。
ポイント1.会員特典プランで本をお得に購入できる
会員特典プランで毎月支給されるコインを使うと、価格に関わらずどの本でも購入ができます。
audibleでは2,000円以上の本も多数販売されているので、月額1,500円はお得と言えますね。
またコインを使い切った後でも全ての本が30%OFFとなるため、コスパは非常に高いです。
読みたい本がたくさんある人は、会員特典プランに加入しておきましょう。
本の返品ができる
audibleの会員特典プランで購入した本は、返品にも対応しています。
ちょっと聴いた後「やっぱりつまらなそう」と感じたら、別の本を聴くことも可能です。
さまざまな本の中から、お気に入りの1冊を見つけやすいのがaudibleの魅力です。
※audibleにおける返品可能本数については明言されていません。
決して貸し出し制度ではないので、たくさんの本を聴くために過度な返品を繰り返す行為はやめましょう。
無料体験ができる
audibleの会員特典プランに関しては、30日間の無料体験ができます。
期間内に1コインが配布されるので、好きな本を無料で1冊聴くことができます。
まずは無料体験に加入し、audibleが自分に合っているかどうか試してみましょう。
audible(オーディブル) の無料体験に登録する方法
①下記のリンクから、登録ページにアクセスする。
②「最初の1冊は無料。今すぐ聴こう。」を選択する。
③Amazonのアカウントおよびパスワードでログインする。
※Amazonのアカウントがない場合は、別途作成してください。
④支払い方法を選び、「30日間の無料体験を試す」を選択する。
※支払い方法には、Amazonに登録済みのクレジットカードが選択できます。
⑤audibleのアプリをダウンロードし、Amazonのアカウントでログインすると、30日間の無料体験が利用できます。
・iOS版のダウンロードはこちらから
・android版のダウンロードはこちらから
audiobook.jpとaudible(オーディブル)の比較
audiobook.jpとaudible、どちらを選ぶか迷っている人も多いのではないでしょうか。ここでは以下の4つの観点から両サービスを比較します。
・作品本数
・料金プランの種類
・聴き放題プランの有無
・返品可否
作品本数
| audiobook.jp | audible | |
| 作品本数 | 2万本以上 | 1万本以上 |
単純な作品本数だと、audiobook.jpが勝ります。ただし取り扱っているタイトルは両サービスで異なるので、最終的にどちらを選ぶかは好みによる部分も大きいですね。
audiobook.jpとaudible、両方のサイトを覗き、読みたい本がある方を選ぶのがおすすめです。
料金プランの種類
| audiobook.jp | audible | |
| 料金プランの種類 | ・無料会員プラン
・有料会員プラン（330〜3,3000円/月） ・聴き放題プラン（750円/月） |
・無料会員プラン
・会員特典プラン（1500円/月） |
330〜33,000円/月のプランを用意しているaudiobook.jpに対し、audibleは1500円/月のプランのみ。料金プランの柔軟性に関しては、audiobook.jpに軍配が上がります。予算に応じて最適なプランを選択したという人には、audiobook.jpがおすすめです。
聴き放題プランの有無
| audiobook.jp | audible | |
| 聴き放題プラン | あり | なし |
聴き放題プランが利用できるのは、audiobook.jpのみです。定額でオーディオブックを利用したいという人は、audiobook.jpを選択しましょう。
返品可否
| audiobook.jp | audible | |
| 返品可否 | 不可 | 可 |
購入した本の返品ができるのは、audibleのみです。audiobook.jpは聴き放題プランがあるものの、聴き放題プラン対象外の作品を購入した場合、それを返品することはできません。返品ができるという安心感は、audibleならではの魅力ですね。
まとめ
以下のような人は、オーディオブックを利用する価値ありです。
・文字を読むのが面倒な人
・本を持ち歩くのが面倒な人
・作業時間や移動時間を有効活用したい人
・ランニングやウォーキングが趣味な人
audiobook.jpとaudible、どちらを選ぶか迷っている人は、まずは両方の無料体験に加入してみるのがおすすめです。無料体験を通じて使用感を確認したうえで、自分に合っている方を選択できます。
オーディオブックを活用して、「聴く読書」を存分に楽しみましょう！
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