どん底にいたのに人生逆転をした偉人のエピソードから学べる3つのこと

人生逆転

「今、人生が辛いと感じる」

「なんとかして這い上がりたい」

こんな気持ちで日々を悶々と過ごしている人も多いのではないでしょうか。

この記事では悔しい思いを感じるあなたに、過去に数々の失敗や挫折を経験して成功した偉人のエピソードを紹介します。

人生逆転の意味とは?

「逆転」とは、事の成り行きなどがそれまでとは反対になることと辞書で説明されています。

つまり人生逆転とは、今いる状況が一変するほど人生が変わってしまうことを表します。

今ハッピーな人はアンハッピーに、アンハッピーだった人はハッピーな人生へと転換することを意味するでしょう。

偉人の人生逆転エピソード

「実際、人生逆転した人なんているの?」

「人生逆転」と聞くと、大げさに聞こえてしまいますよね。

しかし、過去の偉人や成功者のなかには、窮地に陥っていたにも関わらず、大逆転を納めた人たちがいます。

この記事では、以下の3人の人物のエピソードを紹介します。

  1. カーネル・サンダース
  2. J.K.ローリング
  3. 安田隆夫

カーネル・サンダース(ケンタッキー・フライド・チキン創業者)

ケンタッキーフライドチキン

ケンタッキー・フライド・チキンの創業者のカーネル・サンダース氏は、大器晩成型の最たる人物でしょう。

30代ではガソリンスタンドを経営し成功を収めましたが、ガソリン代が払えずに倒産。40代では追い打ちをかけるように息子が亡くなってしまいました。

そのあと、ガソリンスタンドを再度レストランをオープンさせるも家事でお店は焼失。負債を抱えていたカーネルは、店舗経営から一度身を引くこととなります。

普通であれば、諦めてしまいそうなほどの人生ですが、カーネルはまた新たにビジネスを始めます。

それが、“フライドチキンのレシピを教えるかわりに、売れたチキン1つにつき5セント受けとる”というフランチャイズビジネスでした。

この時すでにカーネルは60代。老骨に鞭を打つように、ワゴン車でドサ回りをして、自身のビジネスアイデアを受け入れてくれる人を探し回ります。

しかしそんな彼の要望を聞き入れる人はおらず、断られた数はなんと1009回。

数々の「NO」の言葉にも屈せず、ようやく1010回目に契約を結びます。

結果としてカーネルは大成功を収め、73歳の時に彼のフランチャイズ店は600店舗を超える規模まで拡大します。

カーネルサンダースは、自身の成功について以下のように語っています。

最後に息を引き取るまで、夕暮れは暗闇にはなりません。

シンプルですが、この言葉に勇気づけられる人もいるのではないでしょうか。

J.K.ローリング(ハリーポッター作者)

ハリーポッター

ハリーポッターの作者、J.K.ローリングはもともと離婚・貧困などからうつ病をかかえながら執筆活動に励んでいた作家でした。

生活保護を受けながら執筆活動を行っていたが、ブルームズ・ベリー出版社の編集長に見出され、今や歴史上最も多くの報酬を得た作家にまでなりました。

彼女は、生活のためではなく、「小説を描きたい」という自分の気持ちに正直に生きていたことがわかります。

出版社に認められたことで夢が叶い、結果として人生逆転しましたが、カフェや移動中の電車の中でも執筆を続ける意思と、日々の積み重ねが成功へと繋がりました。

安田隆夫(ドン・キホーテ創業者)

ドン・キホーテ

ドン・キホーテ創業者の安田隆夫は、卒業後に就職した不動産会社が倒産。

そのあとは麻雀に明け暮れる生活を続け、所持金が5円になるほど困窮していました。

日雇いの仕事を始めてなんとか食いしのいだ安田は、29歳で小さな雑貨店を開きます。

お客さんも来ず、たった3か月で廃業寸前になってしまうピンチを迎えます。

そこで当時の商店としては異例中の「深夜営業」や、「隙間を無くして商品を並べる」といったアイデアで、業績を劇的に改善させます。

そして、「驚安の殿堂 ドン・キホーテ」を東京に開店させ、今では個人資産2500億円以上の大富豪になりました。

安田は、自身の成功について以下のように語っています。

振り返ってみると、大きな危機に陥るほど、その後大きく成長した。

だから危機はいわば、「成長痛」のようなものだったのかもしれない。

偉人から学ぶ人生逆転に大事な考え方

ここまで3人の成功者のエピソードを紹介してきました。

彼らの成功体験には、以下の大切な3つの考え方が詰まっています。

考え方1.年齢は関係なく、諦めない限りは失敗ではない

数々の失敗を経験したカーネルサンダースですが、我々が現在彼のことを語るとき、世界的なファーストフードチェーンを築き上げた偉大な成功者としての姿です。

仮に彼が1,009回目で諦めていたら、カーネル・サンダースは事業に失敗した人物として記憶されることもなく、名も無い一人の男として一生を終えたことでしょう。

年齢は関係なく、執念を燃やし目標に向かうことが成功における大きな要素となることがわかります。

考え方2.自分の気持ちに正直に生きる

J.K.ローリングのように、自分の気持ちに正直に生きることも成功要因となるでしょう。

なぜなら、他人の意見に左右されずに、夢に向かって励むことができるからです。

生活が困窮し、気持ちに余裕がないと、おそらく周りの人の意見が嫌というほど耳に入ってしまうかもしれません。

しかし、そんなときこそ自分の気持ちに正直になることで、

考え方3.「失敗」や「危機」をピンチと捉えない

数々の失敗や挫折を経験してもなお、立ち直っているサンダースや安田隆夫を見ると、他人が「失敗」や「危機」と捉えそうなことでも、「成長できるチャンス」と認識することで成功への一歩へと近づけるかもしれません。

なぜなら、そうすることで何度ピンチが訪れても、「自分をレベルアップさせるタイミングだ」と捉えることができるからです

また危機を自身を成長させるチャンスと捉えることは、夢へのモチベーションを保つ有効な手段となるでしょう。

まとめ

「自分の人生をなんとかして変えたい」と考える人向けに、過去の偉人の成功エピソードを紹介してきました。

彼らは幾度となく失敗を重ね、普通の人では耐えられないほどの挫折を経験していたかもしれません。

彼らからは以下の3つのことが学べました。

  • 考え方1.年齢は関係なく、諦めない限りは失敗ではない
  • 考え方2.自分の気持ちに正直に生きる
  • 考え方3.「失敗」や「危機」をピンチと捉えない

これらの考え方が、今悩んでいる人のお役に立てれば幸いです。

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